男気に正直シビレタ。
昨日は例のごとくビデオ録画の帰宅後観戦だったのであるが、雨のレースは瞬く間に猛者どもをふるい落としに掛かる。
まずは前戦に続くPP獲得のライコネンが失意のリタイヤ、でも物語はこれだけじゃ終わらないんです!
最大の見せ場は、アロンソの挙動不審なピットアウト後の様子に始まる。
原因は未だ明らかにされていないが、放送では、ホイールナットが吹っ飛ぶシーンが何度も放映された。
ライコネンリタイアによって、稼いだマージンはセーフティカーにかき消された。
3度の連続勝利で波に乗るシューマッハの怒濤の追い上げ、路面は1コーナーまでのストレートはほぼ乾いている。
ここでこれまでミスらしいミスの無かったルノーチームは最大のミスを犯した。
放送では、アロンソがタイヤバリアに接触するシーン。ミハエルは上位入賞が確実、ポディウムの頂点も見えてきた。
路面はさらに乾く。やはり、ここで重要になってくるのはタイヤ交換のタイミング。上位陣は次々にドライに履き替える、、、、。そこでミハエルのペースがあがらない。彼はインターミディエイトタイヤ、つまりウェットタイヤだ。
ここでミハエルは苦渋の選択を強いられる。彼は今2位を走っている。後ろからは今年出走3戦目のマクラーレンのペドロ・デ・ラ・ロサ。彼のラップタイムはミハエルのそれより2秒早い。
ミハエルのタイヤはもう終わっている。
選択肢は2つ。
ひとつは2位をあきらめ、タイヤを交換し、3位入賞を目指す。もうひとつはこのままデ・ラ・ロサを抑えきり2位入賞を目指す。アロンソはもういない。彼とのチャンピオンシップの得点差は11ポイント。
7度のチャンピオンに輝いた彼には、選択肢は意味をなさない。ひとつでも多くのポイントを得られる可能性に欠ける。
その後、3週にわたって死闘を繰り広げるが、敢え無くダウン。僕は男気を見た。
さらに後ろからはBMWのハイドフェルドが襲いかかる。ミハエルの挙動がおかしい。明らかにマシンが言う事を聞かない。ここで皇帝はフランスパンを齧ったまま(吉本新喜劇)力尽きる。
結果は、39年ぶりの優勝を果たしたホンダ。ポディウムには今年の主役と言われた奴らの姿は無い。
今年のF1は面白い。
勝つ事だけが美しい事ではないと教えられた気がした。
シビレマシタ

monogenic id at 2006年08月07日 14:32


